2007/03/31

島の宝もの

島の宝もの

それは,まつり

長い時間を超え 受け継がれてきた


島の宝もの

それは,自然

人の暮らしの すぐ近くにある


島の宝もの

それは,子ども

島の未来を 約束する


島の宝もの


それは,

島への恵みをつかさどる

えっと,あとがきです。


えっと,あとがきです。


3年間の渡名喜島生活でした。


特に,後の2年間は単身赴任ということもあって,のびのびと「勝手に」過ごさせてもらいました。このblog(勝手に渡名喜)は2005年9月に始めたので,19ヶ月続けたことになります。いろいろお叱りも受けましたが,ご覧いただいた方々からの励ましの言葉で更新を続けることができました。


3年前には,島からネットに発信される情報もほとんど無い状況でした。けれども,今では島で暮らす島人発のblogが複数あり,更新も活発に行われています。島から離れても,渡名喜のようすを知ることができるのは,とてもうれしく思います。


「勝手に渡名喜」の更新はまもなく終了します。でも,データはそのまま公開され続けます。どんどんコメントしたり,トラックバックをつけてください。今後の更新は「気儘に浦添」に引き継ぎます。こちらもどうぞよろしくお願いします。


もちろん,現在鋭意制作中の「渡名喜島の石敢當」と,身近な自然を取り上げる「SeaStar's Photolog」の更新は続けるつもりでいます。こちらも併せてご覧いただければ幸いです。


最後になりましたが,お世話になった地域の皆様,話題を提供してくださった学校と子供たち,いろいろと面倒を引き受けてくれた同僚の皆さんに深く深く感謝します。


本当に,どうもありがとうございました。


それでは,ご縁がありましたら,いつかまた,どこかでお会いしましょう。


 

2007/03/28

行くも涙,残るも涙


 とうとう,お別れの時です。

子どもたち,保護者のみなさん,地域の方々も,たくさんの方に見送られて,島を後にしました。風にたなびく紙テープが,千切れてしまっても,ずっと手を振って別れを惜しんでいました。

みなさん,ありがとうございました。

2007/03/27 撮影

2007/03/25

離島職員送別会


別れの季節も,そろそろ総仕上げ。昨日はPTA主催の離島職員送別会が開かれました。9名(出席は8名でした)の職員のために,保護者のみなさんだけでなく,地域の方々もたくさん集まっていただき,心温まる時間を過ごすことができました。

いよいよ,明後日,島を離れます。

2007/03/24 撮影

自然体験学習 その2&3


今年度2回目の自然体験学習は,諸般の事情で修了式後のこの日に実施。春休み中の子どもたちもたくさん集まってくれて,盛況のうちに終えることができました。

昨年4月は違って,海に入ることはしなかったのですが,船の上から魚を驚かせて網の中へと追い込みました。

中学生は,ちょっと遠出して,島の東側へ行ったそうです(こちらが第3回)。

主催してくださった,渡名喜村渡名喜漁業集落のみなさん,ありがとうございました。


事業名 離島漁業再生支援事業に係る体験漁業の実施
実施目的 地元学校生徒を対象に体験漁業を実施することにより,漁業の大切さを実感してもらい将来の後継者育成を図る


2007/03/24 撮影


 

2007/03/23

オススメの一品


開店して間もない「ターミナル食堂」では,これから徐々にメニューを増やしていくということでした。現在のところ,メインはこの一品。スタンダードな「沖縄そば」です。

太めの縮れ麺とこってりスープが,とても美味しかったです。

2007/03/16 撮影

 

店内のようす


島人に大人気のターミナル食堂。正式名は「渡名喜村カーフェリー待合所内食堂」といいます。けれども,島では久し振りに営業を始めた唯一の食堂ですから,「食堂」というだけで通用しています。4月からは,もう一軒開業するようです。今からたのしみです。

さて,こちらの食堂,店内はご覧の通り。カウンター席のみで,6名も入れば満員です。生憎と席がふさがっていたら,久米島でも眺めながら,ボーッと待つのがいいでしょう。

2007/03/16 撮影
 

ターミナル食堂


最近始まった嬉しいサービス。それが,この食堂です。

それまで,島では昼食を確保するのが難しかったので,那覇を出るときにお弁当など食糧を確保してから,海を渡ってくるしかなかったのです。宿泊する場合も,原則として昼食は用意してもらえないので,連泊が難しかったのです。

そのほか,単身赴任しているわたしたちにとっても,大変ありがたい存在になっています。

2007/03/16 撮影

 

2007/03/20

友だちも島を離れていきます


春はお別れの季節です。

ともに学んだ仲間たちが,島を離れていきました。港には,同級生を始め,就学前のちびっ子たち,下級生や上級生,保護者のみなさんに地域の方々まで,たくさん集まって,別れを惜しんでいました。

きっと,島で過ごした3年間は,キラキラした想い出になることでしょう。

2007/03/20 撮影

 

2007/03/16

離任者離島…またまた涙


修了式が終わって,ホッと一息。これから年度末の片付けが始まります。

そんな中,事情があって一足早く島を離れる先生がいました。そのため,一人だけの離島になったのですが,多くの子どもたち,保護者のみなさん,さらには島の人々に集まっていただいて,盛大に見送ることができました。

このほかの職員は,後日改めて離島のセレモニーを行なう予定です。

2007/03/16 撮影

 

涙々の離任式


本日3つ目の行事は,涙々の離任式。生活面では,いろいろと大変なところもある離島の暮らしでしたが,島の人々に支えられ助けられ,子どもたちとたくさんの想い出をつくることができました。

そんなことを思うと,涙が止まらないんですよね。

2007/03/16 撮影

幼稚園も修了式


小中学校に引き続き,幼稚園も修了式。小中学生のお兄さん,お姉さんたちにも見送ってもらえるのが,小さな島のいいところかもしれませんね。

2007/03/16 撮影

 

平成18年度修了式


島の学校は,本島より一足早く今日が修了式。長い伝統を誇る行事に,新しい試みに,もちろん勉強にも,たのしく充実した時間を過ごすことができただろうと思います。10名の卒業生がいなくなって ちょっと寂しいけど,4月からは 新しい仲間を迎えて,またスタートです。

2007/03/16 撮影

 

2007/03/12

卒業式


麗らかな春の陽射しのもと,卒業式が行なわれました。小学校は第114期,中学校は第59期の卒業生です。小中合わせて10名が巣立っていきました。

写真はグラウンドでの花道のようす。写真の生徒は最後尾なので,花吹雪が白い絨毯のようになっています。

ご覧のように小学校低学年からの在校生,保護者だけではなく,地域の方々も参加して祝福してくれるのも,島の学校ならではです。

2006/03/11 撮影

 

2007/03/05

入試問題,宙を舞う


今日は旧暦の正月十六日。渡名喜島では盛大に先祖供養が行なわれます。それに合わせて,たくさんの方が島に戻っていらしたのですが,ここで予想外の悪天候。フェリーが欠航してしまいました。これからの季節に多くなる「二月風廻り(ニンガチカジマーイ)」のようです。

さて,そこで困った問題が発生。7・8日に予定されている県立高校の入学試験の問題が届いていなかったのです。そこで,急遽ヘリコプターを使って空輸することになったというわけです。各方面の調整で,無事に島で試験が実施できそうです。対応してくださったみなさん,お疲れ様でした。そして,ありがとうございました。

2007/03/05 撮影

 

2007/03/04

跡を濁さず


この日は卒業前の最後の週末。午後から教室の大掃除です。わずか8名の在籍ですが,みんなで手分けして一年間を過ごした部屋を磨き上げます。

写真は窓を磨いているところ。

この後,床の汚れを磨いて落とし,雑巾で拭きあげてからワックスがけをしました。

2007/03/02 撮影
 

2007/03/02

TAC9:野外観察学習


実を言うと,あんまり怪しくなかったのですが…。

この日は午前中の時間を使って島の南西海岸へ自然観察学習に出掛けました。参加者は小学校5・6年生。ねらいは島の地質と春の野草です。普段見慣れた風景の中に,とても大切な自然があることを紹介できました。

写真は,ずーっと歩きながら観察してきたことを,休憩しながらまとめているところ。いきなりの口頭試問にも,元気に答えてくれました。

2007/03/01 撮影
 

制作順調


毎年恒例の卒業制作。今年は卒業アルバムも卒業生自身の手で作ることにしたため,ちょっと作業開始が遅れてしまいました。それでも人数は昨年の2倍あります。いったん作業が始まれば,あっという間に進んでいきます。

更に,昨年の経験とノウハウがあります。卒業式前々日の完成を目指して作業が進んでいます。

2007/02/28 撮影